マツダ サバンナ RX-7 GT-R(FC3S型)

学生時代友達が乗っていた、前期型のFC3Sです。
エンジンは13B型ロータリーエンジン。当時主流になってきた空冷インタークーラーをエンジンの上に装備し、ツインスクロールターボという可変A/Rターボチャージャー(状況によって過給圧が変化するもの)を装備し、当時では初のトーコントロールマルチリンクリアサスペンションを装備した、「ライバルはポルシェ」と謳った私の大好きな車の1つです。
総排気量は654cc×2、つまりなんと1308cc。その排気量からネット185psのパワーと、25kgmのトルクを発生させ、販売当時は最強のスポーツカーとも呼ばれていました。
過給圧は意外に低く、0.4kg/m2ほど。熱に弱いREな為の配慮でしょうか?
で、実際乗ってみると、それほどギューンって感じはしませんでした。
わかりやすく言うと、低速トルクの強いエンジンに、抜けすぎのスポーツマフラーをつけて走って見た感じといえばわかりやすいでしょうか?
低速トルクはお世辞にも厚いとは言えず、かといって上で伸びるといえばそうでもない感じ。
こう書くと悪い感じがしますが、そうではなくて、常に回転数の上がり方が一定な感じなんです。
トルク感はピーキーなんですが、安定して回転があがっていくんです。
私的には、こういったのもアリって感じ。
エンジン音が独特な雰囲気があるので、この回り方とエンジン音がマッチしていて雰囲気的にはかなり好きです。
コーナーリングはちょっと華奢な感じがしますが、コントロールがしやすい感じがしますが、アクセルワークに結構敏感な面もあるようで、ラフにアクセルを開閉させると、一気にリアが出るという現象を体験しました。
でも基本的には挙動に対してかなり素直で、タイヤに気を遣う走りをすればかなりのポテンシャルが発揮できる車だと思います。
私が乗ったこの車は、2シーターな為、リアのスペースをどうこう言うのは難しいところですが、友達はBOXのサブウーファーを積んでました。
それなりにスペースはありますが、2シーター特有の段差があるので、あまり大きなものは詰めません。
インテリアはかなりスパルタンな内装で、メーターもオレンジで、タコメーターを大きく中央に設置してあり、ブーストメーターも設置してある気合の入りぶり。
このスパルタンさがいいですね。
今では中古でもかなり値下がりしてますので、趣味として乗るのであればかなり楽しい車でしょう。
ただ、ボディはもうボロボロかも^_^;





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