トヨタ マークU グランデFour(TA-GX115型)

マークUとしては最後のモデルとなった110系のマークUですね。
これは納車時にちょい乗りです。
エンジンは直列6気筒の「BEAMS化(低排出ガスへの対応と高出力化するための革新的技術の総称だそうです。)」された1G-FE型で、パワーがネットで160PS、トルクは20.4kgmと、一昔前のDOHCの1G−GEと並ぶ出力となりました。
駆動方式は4WDで、ミッションは4速AT。
まず乗ってみて、高級感がなかなかにありますね。
150系のクラウン並です。
木目調の内張りや、見やすい発光メーターなど、嫌味なく高級感が出されています。
実際見た目だけなら、クラウンとの差があまりないような?
そして走りですが…もうちょっと足回りが引き締まっててもいいような?
ボディ剛性は高いですね。
その割りに足回りが柔らかく、純正採用されているタイヤがへなちょこすぎます。
ちょっと追い込んだだけで、コーナー出口でステアリングにおつり感があり、ちょっと怖い感がありました。
基本的に安定志向の足回りで、この4WDモデルではテールスライドを出すのは難しいでしょう。
ただ逆に言うと、最近の車は足回りが引き締まってきている分、年配の皆様にはキツイのかな?とも思います。
なので、年配の方にはお勧めできるかと思います。
エンジンパワーも充分で、VVT−iのおかげでトルクフルに走ってくれますし、エンジンも外の騒音の遮音もしっかり出来ています。
ということで、地味にマイナーな最終型マークUですが、一口で言うと「シニアな車」という感想がすぐに出てきた車でした。





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