VOLKSWAGEN GOLFW GLi(1JAPK型)

フォルクスワーゲンといえばゴルフ、これはその4代目のモデルです。
これは客先への納車時に乗りました。
エンジンは2000ccのSOHC4気筒、APK型。
パワーはネット116PS、トルクは17.3kgm。
駆動方式はFFで、ミッションは4速AT。
ちなみに右ハンドル仕様でした。
まず乗ってみて、これは全然クラスを超えた品質だなと思いました。
国産車で言うと、カローラやシビック、サニーなどのベーシックなクラスのゴルフ。
それがこんなにも上質で、豪華装備。
エアコン、MDデッキ、ABS、エアバッグ、そしてインテリア自体のクオリティ…。
はっきり言って日本車は負けてます。
そして走りですが、欧州車の足回りとしてはスタンダードな、前にストラット、後にトーションビーム付トレーリングアーム。
この辺もやっと最近の日本車は採用してきましたね。
この引き締まってて、かつストロークが大きい足回り、とてもいい感触です。
ボディのしっかり感と非常にマッチしています。
そしてエンジンパワーですが、全然充分です。
カタログ値でいうと、非力な感がありますが、豊かな低中速トルクのおかげで全然重さを感じさせません。
車重は1260kgで、パワーは116PS…パワーウェイトレシオでいうと、11kg/psもあるんです。
でも全然スイスイ走ってくれます。
そして私が乗ったゴルフには、TCS(トラクションコントロールシステム:加速のむらや、スリップを軽減するための装置)が装備されてました。
これ、スロットルとABSによってトラクションを制御しているみたいで、無駄な加速をしようとすると、ガガガガとABSが働いて加速を抑えるみたいです。
スロットルでも調節するみたいですが、ABSの方が強烈でした。
これがまた面白い!
逆に踏みたくなるようなABSで、楽しい経験が出来ました。
全体的な乗り味も、国産車に近いようで欧州車って感じですので、国産車から乗り換えるのであれば、この車はかなりお勧めです。
ワイパーとウィンカーだけ間違えなければ、全然乗りやすいですから。
みなさんもぜひゴルフには乗ってみてください。





戻る
戻る
前へ
前へ
次へ
次へ