MERCEDES BENZ A190 アバンギャルド(168032型)

ベンツが作った、コンパクトミニバンのAクラス。
それのトップグレードであるA190です。
これは車検整備、試運転しました。
エンジンは直列4気筒SOHC、排気量1897ccの1669型エンジン。
パワーはネット125PS、トルクは18.4kgm。
駆動方式はFF、ミッションは5速ティプトロニックのATで、シフトレバーによる変速が可能です。
まず内装は、いかにも欧州車って感じ。
黒いんですね。そして硬そう。
車内は外観から見る印象よりも結構広いです。
シートのサポート部分の張り出しが結構出っ張っているので、姿勢を崩した乗り方しか出来ない人にとっては、かなり苦痛に感じるでしょう。
ふつうの座り方の人は、全然問題ないレベルのシートです。
ATセレクターですが、これはDレンジのところでレバーを左右に動かすことで変速できます。
左に振ると下のギアに、右に振ると上のギアになるんです。
これが思っていたより結構扱いやすくて、しかもレスポンスがいいので結構楽しめました。
自分で変速して走らせると、パワーも充分にあり、トルクの太さもなかなか感じることが出来ました。
そしてふつうのDレンジでの自動変速ですが、ベンツにしてはちょっと変速ショックがあるかな?
でもMTのような変速のパターンっていうのでしょうか?
ふつうのATだと、ある程度同じ回転数を保ってから変速しますが、このATは、回転数を保たずに普通に変速していきます。
この変速パターンには好感が持てましたが、ちょっと変速する回転数が低いようにも感じました。
なかなかいい車に感じたのですが、もう1つ惜しいところが…
ドアのアウターハンドルが、ちょっとガサイですね。
がっちり感がないので、ボロく感じてしまいます。
引っ張ってからドアが開くって感じ。
これはちょっとがっかりでした。
というわけで、私的には非常に惜しい車って感じがしました。




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